プログラミングに興味を持ったが同時に、紙やwebのデザインをこなせるようになるために赤羽付近で開催されていた勉強会に参加した。 この勉強会では半日で既存のデザインに対してのリデザインを行う勉強会だった。 他の参加者とグループとなり、アイデア出しからデザインまで二人で行った。 アイデアとして、インスタグラムのPCviewがほぼ対応されていない（する気がない？）ことを背景にリデザインを行い、当時インスタグラムで実施されていなかった広告を設けマネタイズした。 デザインとしては、二段組の構成で人がwebサイトを見るとき左上から見ていくことから、左上にアカウント情報を設け、右側には投稿画像の表示とコメントなどのwebサービスを通したコミュニケーションを見ることができるような構成となっている。 この勉強会を始めこの年では様々な勉強会に参加した。 技量のなさを知り、自分なりに様々な分野を知ることに努めた。

渋谷にある古着屋_andCoのロゴとwebページの制作を行った。 この制作に関しては、私がwebプログラミングを勉強している事実があったからこそ頂いた依頼だった。（webサイトは無くなってしまっていた。悲しい。） ロゴに関しては、すでに依頼者の方のイメージがあったため、希望に沿うような制作を心がけた。 またwebに関しては、依頼者の方と相談しながら形を形成していった。 技術的には未熟だったが、造り上げることをモチベーションとして、随時知識を増やしながら制作を行った。 webサイトを見るかもしれない様々な人のために店のために制作を行うこの経験は私にとって非常に大きな経験となった。 強く思ったことは、やはり何かを自らの手から生み出すことは楽しいってことだ。楽しさを思い出した。

外部活動が増えた2012年に対して、2013年はwebプログラミングを始めたことで、新たな視点から建築を捉えることができるのではないかと考えていた。 様々な思考を描きながら、所属している理工学部・建築学科について、建築について考えた。 本作品はこの悶々とした時期に、大学の授業で行った図書館の設計課題である。 改めて自分で見直してみても、ひとまずやってみたという感じだった。 ただデザインやプログラミング、またこの課題を通して強く思ったこととして、webをデザインし実装することと、建築を設計することの本質的な考えは同じなのではないだろうか？ということ。 建築を設計すること、つまり建築デザインとも言えるだろう。 言葉の意味や課題に取り組む上での最初の思考、またそれを人に伝えるということ、全て感覚的に近いものを感じていた。