Rhinocerosで描かれた二点のpoint情報を座標で表示、さらに二点間の距離を表示する。
以下。
# -*- coding: utf-8 -*- import rhinoscriptsyntax as rs #Rhinoのモジュールをインポートしrsとする point1 = rs.GetObject("Select first point",1) #点の情報を取得、point1とする point2 = rs.GetObject("Select second point",1) #点の情報を取得、point2とする p1 = rs.PointCoordinates(point1) #点の情報からその座標を取り出し、p1とする p2 = rs.PointCoordinates(point2) #点の情報からその座標を取り出し、p2とする dist = rs.Distance(point1,point2) #point1とpoint2の距離を測り、その値をdistとする print p1 #p1の位置の情報を表示 print p2 #p2の位置の情報を表示 print dist #dist、距離を表示
こんな感じです。
一つ一つ確認する。
import rhinoscriptsyntax as rs
rhinoscriptsyntax はモジュールで、Rhinocerosで用意されている関数を使うためには必ず必要。
関数は以下に出てきます。
point1 = rs.GetObject("Select first point",1)
出てきました、関数、GetObject()が関数です、これはRhinoモジュールなので関数の前にrs.がついく。
GetObject()の関数は、Rhinoに描かれている点や線などなど(オブジェクト)から(点、線が存在する?)情報を取得する。
GetObject()の()内は引数(パラメータ)と呼ばれていて、返り値を返してくれる。その辺はこのサイトが分かりやすそう。ざっと。
つまりGetObject()によって描かれた点をpoint1とする(格納する)となる。
※()内の””はコマンドラインに表示されるものです、1は点を意味する。
7行目も同様。
次、
p1 = rs.PointCoordinates(point1)
PointCoordinates()も関数、これは座標を返えしてくれる関数です。上でみたpoint1をパラメータとしているためpoint1の座標が返される。
12行目も同様
次、
dist = rs.Distance(point1,point2)
point1とpoint2にはこの時点でそれぞれに点が格納されており、そのDistance()関数はパラメータ二つの距離を返し、distに格納している。
次、
print p1
p1の座標を表示。
19行目も同様
最後に
print dist